スペックを超えたところにある「好み」

スペックを超えたところにある「好み」
スペックがいいもの=品質が優れていると思いがちですが、その品質にもいろいろあること、ひとつのスペックだけでは判断できないことも考えながら選んでみてくださいね。でもその中で、どれがふたりにとっていいものか、次第にわかってくるのではないでしょうか。面の取り方や面の数にも流行があります。ダイヤモンドに限らず、透明で面のつけられた宝石の美しさのポイントは、3次元のモザイク模様が生み出す全体のバランスです。どんなにスペックが優秀な車でも、自分にとってこのデザインはイヤ、このハンドリングはイマイチ、このエンジン音がいいといった好みがあるはずです。でもなかなか一般の方が説明を受けただけですぐに理解できるものではありません。私はこれが一番大事だと思います。

ダイヤモンドの面数は、58面体が一般的ですが、中には58面を超えて100面以上のものもあります。例えば、男性により身近な「車」を思い浮かべていただくとわかりやすいかもしれません。最近は多面カットのダイヤモンドが人気を集めていますが、サイズに合った面の数のものが、より美しい輝きを放っているはずです。でも4〜5ミリ程度のダイヤモンドに58面以上の面をつけてしまうとどうなるでしょう。例えば、今回ご紹介した「カット」や「面の取り方」について、一般の方にもわかりやすく説明をしてくれるショップは、信頼度も高いはずですよ。もちろん予算には限りがあります。スペックを超えたところにあるご自分たちの基準をぜひ大切にしてください。

いろいろなダイヤモンドを見ていると、どれが「キレイ」と思え、「これはイマイチ」と思えるかがわかってくると思います。逆に3カラット以上のような大粒のダイヤモンドではより多く面をつけられて美しいモザイク模様を生み出しているものを見ることがあります。アルミ箔を小さく丸めたものを思い浮かべて見てください。宝石の個性、サイズ、そして面の取り方のバランスが丁度よいものが、優れた輝きを生み出しているダイヤモンドといえるでしょう。あのような輝きになってしまうのです。このとき一番重要なのは、ダイヤモンドのサイズとの関係です。「カット」や「面の取り方」は、ダイヤモンドの美しさを生み出す上で、非常に重要なポイントです。

私たちはこのモザイクが生み出すメリハリを見て、美しいと感じるわけです。こんな基準を見つけるためにも、ぜひ、さまざまなジュエリーショップへ足を運び、説明を受けてみてください。一般の方が婚約指輪を選ぶときに重要なのは、とにかく「見る」こと。一般論ですが、男性はよく「『4C』がいいから大丈夫」とおっしゃることが多い。面をつけすぎるとメリハリが生まれません。特に彼女は何が好きなのか、どんな指輪が似合うのかが見えてくるはずです。


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